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畳のお手入れ

畳のお手入れについて

日本独特の床材である畳。昔は畳干しの光景がよく見られましたが、現在ではほとんど行われていないでしょう。出来れば半年に 1 度は畳を起こして太陽の光に当て風を通して湿気を逃がしたいものです。せめて、梅雨の時期や夏場は換気をこまめにして掃除 を行いましょう。せっかくの畳を出来るだけ長く、綺麗に使うためのお手入れ方法をご紹介します。

乾拭き

畳はある程度の水分がある状態が好ましいのですが、あまりにも湿気を持った状態が続くとカビが生えたりダニが発生したりします。お掃除は、掃除機がけと乾拭き汚れにくい畳に仕 上が基本です。市販の不織布モップが便利だと思います。
丁寧なお掃除には、米ぬか拭きがお勧めです。掃除機をかけた後、木綿布にくるんだ米ぬかで撫でてください。米ぬかの油がしみこみ、つやつやでがります。
また、昔からお茶っ葉を撒いてホウキで掃くのが一番とも言われます。出がらしのお茶っ葉をしっかり絞って畳にまき、ホウキではき出せば、香りも良く、ホコリもきれいに取れます。

畳干し

布団と同じで、干すことで、畳の気持ちよさが蘇ります。春と秋の年2 回、よく晴 れた日に畳を干しましょう。隙間にドライバー等を入れて畳を起こし、畳床側を日 光に向けて干します。畳は部屋の中で入れるところが決まっています。後で入れ間 違いのないよう、先に印をつけておくことがポイントです。よくホコリを叩き出し てから4 ~ 5 時間ほど干します。外に干せない場合は、窓をあけておくだけでも効 果があります。畳の下の湿気がなくなって畳が長持ちします。

家具の跡直し

家具等の跡がついてしまった時は、タオルとアイロンで跡をならしましょう。跡が ついた場所に熱めのお湯で絞ったタオルをあて、上からスチームアイロンをかけ、 ドライヤーや扇風機を使って早めに乾かすとだいぶ良くなります。

焦げ跡の修正

タバコなどで焦げ跡を付けてしまったときの応急処置として、焦げ跡を目立たなく する方法があります。焦げ跡が小さい場合は台所用の漂白剤を適度に薄め、焦げ部 分を漂白すると目立たなくなります。焦げ跡が大きい時は、金属たわしなどで焦げ をこすり取り、ささくれた部分に10 倍程度に薄めた木工用ボンドをぬってならします。

汚れ落とし

それぞれの汚れの種類によって落とし方はそれぞれですが、ポイントは、汚れを落 とした後の処置です。畳は濡らしたままにしておくと、黒ズミが出てきてしまいます。
汚れを落とした後は、しっかり部屋に風を入れて乾かしましょう。

コーヒー・茶・ジュース
酒・醤油・ソース
タオルやペーパー等で吸い取って、食塩をかけます。食塩が湿ってきたら、歯 ブラシ等で畳の目に沿ってこすり、掃除機をかけてください。色がしみている 時は、水拭き、乾拭きを行いましょう。
ガム シンナーかベンジンを布に浸して拭き取ります。畳の目につまった場合は、布 の上からアイロンをあてて、柔らかくすると取り除きやすくなります。
クレヨン・化粧品 住まいの洗剤を歯ブラシに付けて、畳の目に沿ってこすり落とします。その後、 水拭き、乾拭きしましょう。 また、乾いた雑巾にクリームクレンザーを少しつ けて拭き取とるのも効果的です。
灯油 布にアルコールを付けて拭き取り、乾拭きしましょう。
水溶性インク ペーパーなどで吸い取った後、牛乳を布浸して拭き取りるか、レモンで濡らせ た後、塩素酸ソーダを10 倍に薄めたもので拭きます。その後で、水拭き、乾 拭きを繰り返しましょう。
畳の寿命を伸ばす

畳のお手入れ(畳の寿命を伸ばす)

畳を長く美しく使い続けるために

新しい畳は気分も一新で気持ちがいいものです。せっかく新調した畳を長く気持ちよく使うためには、普段のお手入れが大切です。
そこで、畳に合ったお手入れやお掃除方法をこれからご紹介させていただきます。ぜひご参考にご活用下さい。
日常生活のなかに、こうした掃除やお手入れを組み込み、ちょっと畳のことを気にかけてあげるだけで、畳の寿命がグンと伸びてより永く楽しめるだけでなく、健康のためにもいい、いつも清潔で気持ちのよい畳生活を送ることができますね。

●お手入れの注意点(雑巾掛け)
皆さん、よくやってしまうのが、ぬれた雑巾で拭いてしまうことです。ぬれた雑巾で拭いてしまうと、畳特有のツヤ感である光沢 が損なわれしまいます。雑巾がけをする場合は、水拭きではなく、必ず乾拭きでしましょう。湿気は畳の大敵です。基本的には、 掃除機と乾拭きだけで充分ですのでお気をつけ下さい。

●お手入れの注意点(掃除機掛け)
普段は掃除機を使って畳を掃除する方が多いのではないでしょうか。そのときのポイントは、「必ず畳の目に沿って掃除機をかける」 ということです。そうすると、畳の目に詰まっているホコリや隠れているダニも吸い取りやすく、キレイになります。
また、掃除機を早く動かすよりも、「ゆっくりやさしくかける」ほうが、ホコリやダニを吸い取る事が出来ます。

●お手入れの注意点(湿気対策)
湿度は畳の大敵です。湿度が高いと、畳の芯の部分など畳自体が悪くなってしまいます。畳を干すことはそう頻繁にできませんが、晴れている日は、部屋に風を通すために窓を開けて、湿度がこもらないようにしましょう。

●お手入れの注意点(ひどい汚れ) 汚れがひどい場合は、水で薄めた酢を使って拭くと、きれいになります。畳の縁( ヘリ) を掃除するときは、歯ブラシ等に中性洗 剤をつけて、叩くようにして汚れを拭き取ります。 日当りの悪い部屋や北向きの部屋のように湿気がたまりやすい部屋や、梅雨の季節などは、カビの発生にも気をつけましょう。普 段から風通しをよくするなどのお手入れは欠かせませんが、もし、それでもカビが発生してしまったら、畳の目に合わせてブラシ をかけて、見えるカビを取り除きます。そのあと、防カビ剤や消毒アルコールを含ませた布で拭いておけば、予防にもなり万全です。 また、もしうっかりタバコなどで焼け焦げを付けてしまい、その跡が気になる場合は、歯ブラシなどを使って畳の目に合わせてこ すってみましょう。焦げて黒くなったところが薄くなり目立たなくなります。また、焼け焦げが「い草」数本分ほどの大きさなら、 千枚通しなどで「い草」を引き抜き、できたスキ間を両側から寄せれば、ほとんど目立たなくなります。ただし、この対処法が出 来るのは、縦糸が切れていない場合に限ります。

●お手入れの注意点(天日干し)
できることなら、年に1~2回は畳を天日干しにしたいものです。今の住宅事情からは難しいと思いますが、乾燥させ、カビやダ ニの発生を予防するのに、陽の日差しはとても有効な手段です。普段、畳があることが当たり前すぎて、気にする事はありません が、いざ、畳が傷んできて、張り替えが必要になると、「日ごろできるケアをしておけばよかった・・・。」と、きっと思います。
天日干しによって、ある程度は畳の張り替えの時期を延ばしてあげられます。ぜひ一度取り組んでみてください。

●使用上の注意点(家具やピアノの配置)
ピアノやテーブルなど、足があって重さがあるものは出来るだけ畳の上に置かないようにしましょう。足の跡がへこんでしまい、 跡がついてしまいます。やむを得ず置く場合には、板を挟むなどして重さを分散し、細い足が直接、畳の上に置かないようにしま しょう。

畳が雨に濡れてしまった時

窓を開け放していた時などに降りこんだ雨で和室が濡れてしまった場合、見た目よりも多くの水分を畳が吸収していることが考えられます。
この場合は、大きめのタオルを用いてしっかりと押さえることを何度か繰り返してください。この地点でよく水を吸いとっておくことがポイントです。
そして、畳床まで水が届いている可能性も大いにありますので、カビを抑えるためにも十分に乾燥させてください。水分が残ったままになっていると、畳の痛みの原因ともなります。
畳の表面は風の通りがあればすぐに乾きますが、畳の中というものは、意識して乾かさなければ湿った状態が続いてしまいます。そして乾燥を怠りますと、カビや腐食の原因となります。窓を開けてしっかりと風を入れて乾燥させてください。 梅雨時の湿度が高くジメジメとした時期も、同じような悩み事が考えられますので、時々は畳を起こして床下も確認してくださいね。
カビ対策に関しては、対策と予防を日常的に行っていれば快適な状態を維持できます。まずは固めのブラシやほうきで畳の目に沿って掃き出します。畳の目の中にカビがある場合は、こうすることで、汚れを浮かせて表面に出します。その後に掃除機をかけますが、排気が出るタイプの掃除機であれば、窓を開けて換気をしながら掃除機をかけます。可能であれば、カビの胞子を部屋の中に巻き散らかさないように、排気の出ない掃除機がオススメです。
そして、掃除機かけが終了しましたら、5倍から10倍に水で薄めたエタノールをかけるのも効果的です。

カビやダニの対処法

畳のお手入れ|カビやダニの対処法

ダニの発生する一番の条件は湿気です。畳の上に絨毯などを敷かない、換気をよくするなどの対処が一般的です。
畳に出るダニはチャタテムシと呼ばれるもので、畳そのものから湧いて出てくるものではありません。湿度が多いとどこにでも発 生しますので、換気をよくして部屋の中に湿気がこもらないようにする必要があります。実はこのダニは、刺したりすることのな い虫ですので害はないのですが、気持ちのよいものではありません。ダニが発生してしまった場合は燻煙剤などでダニ退治をしま す。しかし、燻煙剤はダニの卵には効きません。そのため、親のダニを駆除したら、卵が孵ると予測される2 週間後くらいに再度 燻煙剤を使用しましょう。かなりの効果が見られます。ダニ退治をしたら、畳の下に防虫シートを敷くなどの対策も大切です。ま た、換気不足等、そもそもの原因が改善されなければダニの再発生の危険がありますので、必ずその原因を改善しましょう。
また、見た目で言うとダニ以上に不快なのがカビです。畳の材料はい草ですからカビが生えてもおかしくはありません。対処法としてはダニ同様湿気をきちんと逃がし、カビが生えないように掃除を心がけてください。

気密性の高い住宅に畳は不向き?

日本の住宅事情が欧米化してずいぶん経ち、絨毯やフローリングの部屋が当たり前で、畳を使う和室をメインにする和風住宅はあ まり見かけなくなりました。畳の部屋はなぜ少なくなっているのでしょうか?それは、生活様式の洋風化だけが原因ではありませ んでした。古い話になりますが、かつて昭和40 年代に多く建てられた公団住宅で、畳を発生源とするダニが大量発生して問題になっ たことがありました。サッシの利用で機密性が高まった部屋や、天日干しも無理な住宅構造が、畳には不向きだったのでしょうか?

この事件はニュースでも取り上げられたため、年配の方のなかには覚えていらっしゃる方もいると思いますが、藁床を芯にする従 来の畳がダニの繁殖を大きくしたようでした。このころ団地等で使われていた畳の多くは大量に輸入された安い畳で、日本の高温 多湿にうまくなじめず、ダニが大量発生してしまったようです。

「畳=ダニの発生」というイメージの払拭のためにも、こうしたダニやダニのえさとなるカビの発生問題を解決するため、現在で はさまざまな研究開発がなされています。薬剤を使用した防虫シートなど、いろいろな素材が畳に使われるようになり、ダニの発 生を防止できる畳もあります。適切に畳を選べば、畳自体にも悪影響を及ぼしアレルゲンの原因ともなるダニやカビの発生を最初 から抑えることが出来るようになってきました。

こうした、畳自体の様々な進化で、現在ではダニの出る部屋が少なくなってきたと言われます。しかし一方で、最近の住宅は「高 断熱高気密」で、夏冬問わず多湿になりやすい構造になっています。ダニやカビの繁殖しやすい環境であることには変わりありま せん。予防や対策をとるのを怠れば、畳の劣化も進みやすくなり、張り替えなどを頻繁にしなければならなくなります。無駄な出 費を抑えるためにも、畳の大敵である湿気、そしてダニやカビを上手に予防・対策をすることが大切です。
まずは、晴れた日に窓を開けて、風を通してみましょう。

部屋の湿気対策

湿気が部屋の中にこもって増えてしまう原因としては、大気中の水分が多くなってその場にとどまってしまうこと。湿気が原因で水っぽくなってしまったり、ひどい場合にはカビが発生してしまいます。
かつての日本家屋は、襖や障子を用い建物には木材を使ったので換気がよく、空気が常に移動している状態でした。夏は涼しく冬は寒かったといえます。
現代の建物は気密性がよいため、すきま風が入りにくく空気が逃げづらい造りになっていることが多いのです。これは高温多湿の気候に対応しづらい造りといえます。そのため湿気対策を意識的に行うことが、住まいを長持ちさせ建康な暮らしをおくるためにも大切となってきます。

<換気>
押入れやクローゼット、玄関の靴箱など湿気が気になる場所は、晴れた日には扉をあけて換気を心がけましょう。

<換気扇>
浴室や台所の換気扇を動かしておくと家の中の空気が流れやすくなります。

<エアコンの仕様>
エアコンが設置してある部屋であれば、除湿をおこなうと効果があります。カビが発生しやすくなるのは、部屋の湿度が70パーセントを超えるような湿気がひどい場合です。除湿モードを効果的に使ってくださいね。

<押入れ>
物を入れこみすぎると湿気がこもりやすくなります。物をいれる時は下にすのこや新聞紙をひいたり、壁にすきまを5センチ以上あけて下さい。扇風機を使用して、中の空気が流れるようにすることも大切です。

<下駄箱>
温度が低い玄関は湿気が多くなりやすいのです。湿気がこもりやすい下駄箱は特に換気を心がけてくださいね。

和畳の上に絨毯?

畳のお手入れ(和畳の上に絨毯を敷く場合)

畳の上に絨毯はOK? NG?

畳の保護のため、また日焼けした畳を隠すために、畳の上に絨毯を敷いている家庭があります。しかし、結果からいうとあまり良 くありません。ダニの温床となってしまいますし、畳も長持ちしません。畳の上には、なるべく何も敷かないようにしましょう。
畳の上に敷く上敷きや花ござなどがありますが、本来は畳の汚れを防ぐために敷くもので、日焼けによる色あせを防ぎ、何か行事 があったり、来客時などに上敷きをはずして畳を出して使用しました。日焼けや汚れを隠すというのは、本来の上敷きの使い方と は全くの逆の使い方で、ましてや絨毯のような厚手の敷物で畳を覆ってしまうと、畳が本来持っている湿度を調整する機能が働か なくなってしまい、かえって畳を傷めます。ダニやカビなどの発生の原因にもなりますのでご注意下さい。

和室と敷物

新築のお住まいであれば、リビングと4帖から5帖の和室がつながっていることも多いと思われます。小さいお子さまがいらっしゃるご家庭では、畳のある和室の敷物はどのようにしていらっしゃるでしょうか。日常生活の中で和室を遊び部屋にすると畳を汚したりすることが気になるという理由で、敷物を敷いているケースもあると思います。ホームセンター等に行けば、イグサのござも多数ありますし、お子さまが部屋の中で転んでしまうのを気にされて、部屋いっぱいにそのものの重みでめくれにくい厚手の絨毯を敷いたり、部屋のサイズに合わせてカットしたフローリングマットを選ばれている方もみえると思います。
ただ、常時畳の上をこれらの通気性のよくないもので覆い続けてしまいますと、ダニやカビの温床になる可能性も高く、畳表だけだはなく、芯材も駄目にしてしまい畳としての機能が発揮できない上に、そのもの自体が悪くなってしまいます。
現在では、さまざまな畳表や縁もあり、自分好みで家族が暮らしやすい和モダンな部屋にすることも可能です。こども向けの可愛らしい畳縁もたくさんあります。

ぜひ、畳のよさを感じながらご家族が快適にお過ごしいただけたらと思います。

畳の機能効用

畳の機能と効用

防臭・浄化機能

●畳の「呼吸」で、空気をきれいにします。
脱臭性に富んでいており、人に害のある二酸化窒素(NO2) やシックハウス病の原因とされるホルムアルデヒドなどの有害物質を 吸い込んで吸着し、空気を浄化する機能を持っています。

保温・断熱効果

●畳床の空気が、高い断熱性と保温性を生みます。
い草の断面は、スポンジのようになっています。そのため、5センチほどの厚さの畳床には、たくさんの空気がしっかり詰まって います。空気は熱を伝えにくいという性質があります。冬は畳が冷たい空気をシャットアウトし、また、お部屋のたくわえた熱を 逃がしません。まるで羽毛布団のような仕組みです。また、夏場はその逆で、外気の暑さを部屋に伝えません。そのため冬は暖か く、夏は涼しくお部屋が快適。断熱性と保温効果の両面を備えています。

湿度調節機能

●高温多湿な日本の住まいに優れた吸保湿性
畳表のい草と畳床。い草畳表とワラ床の6 畳間では、約3 リットルの吸湿能力があるといわれています。畳は、スポンジのような 役割を果たすい草が湿気を吸収し、畳床のなかの空気が湿気を放出しながら、効率的に呼吸しているのです。ゆっくり湿気を吸っ て吐く畳は、高温多湿の日本の気候に最適な、自然の湿度調整機のような床材です。

安全性とやすらぎ

●柔らかい触感と視覚に優しい色
畳の表(畳表)のい草がスポンジ構造で空気をたくわえ、柔らかな感触を生み出しています。弾力性に優れ、また、発育期のこど ものバランス感覚を養うのに効果的だと言われています。転んだときにも衝撃を和らげてくれます。また、寝ころべば心地よく体 を受け止めてくれます。また、畳の色は人間の皮膚に近い自然色。触感とともに、視覚的にも安らぎを与えてくれます。小さいお 子様やお年寄りにピッタリの素材だとも言えます。

香りと癒し(芳香性)

●リラックス効果抜群のい草の香り
い草のすがすがしい香りには鎮痛効果があると言われています。また、い草本来の「干し草の香り」に、泥染めの時に使う「染土 の香り」がブレンドされることによって醸し出される畳特有の香りには、癒し(精神の安定)の効果があるとする研究成果が発表 されています。この香りは嗅覚的にも優しいと言われています。畳は空気を浄化しながら、さらに、森林浴と同じようなリラック ス効果をもたらしてくれます。

遮音性能

●騒音・雑音のない、おだやかな生活
畳は、防音や遮音性にも富み、騒音や不快な音などを遮断してくれます。畳の部屋はほかの部屋に比べて、静けさを感じませんか? これは視覚的に「落ちつき」を感じるからだけでなく、実際に畳の空気が余計な音を吸収してしまうのです。 床表面に柔らかい素材を使うほど、衝撃音が吸収されるという実験結果がある通り、実際に畳の部屋は音が軽減されるのです。こ の球音性能があるため、畳の部屋はいつも静かなのです。

多目的な用途への柔軟性

●和室のメリットを引き出す畳のお部屋
畳の部屋は、人が集まる時、洋室で必要になるテーブルや椅子の必要がありません。座敷机を囲んでの宴会や会議、突然の来客への対応にピッタリです。また、寝室を用意するのにベッドを必要としません。急な泊まり客なども慌てずに迎えられます。

畳のある暮らしとエコ

畳のある暮らしとエコ

日本人と畳の関係

最近では、新築はコストの安いフローリングの部屋が一般的で、どのメーカーも、快適に暮らせるようなさまざまな機能をうたっ ていますし、「高気密」や「高断熱」などを売りとしています。暮らしの西洋化が顕著に反映されている現状で、和室はずいぶん 減少してしまいました。

しかし、どんなに西洋風の住宅を選ぼうと、「和室や畳コーナーは、どこかに欲しいなあ」と感じている方は多いのではないのでしょ うか。実際に、建売住宅等では、和室が全くない物件よりも、一部屋は和室のある物件の方が人気が高いという話もあります。私 たちは何故か、畳の部屋にホッとします。それはもしかしたら、私たち日本人に、畳を好むDNA が組みこまれているのかもしれ ません。いくら暮らしが洋式化しても、私たちの暮らしには畳が欠かせないのではないでしょうか。

畳は、慣れてしまえばあまり注目もされず、重いものを置かれたり、踏まれたり、酷使されている存在です。そして、自然の素材 で作られたものだからこそ、どうしても定期的なメンテナンスや交換は必要です。しかし、そうした適切なお手入れを行えば、「断 熱性」や「保湿性」といった畳独特の機能を発揮してくれます。「断熱性」や「保湿性」は環境にも優しく、人の健康にも優しい上に、 光熱費の節約にもなります。だからこそ、ランニングコストは抑えて、いつまでもキレイに快適に使いたいものです。そのために は、新しい畳を入れたら、日常のお掃除や畳干しや張り替えなどのメンテナンスを適切に行うことです。そうすれば、畳の寿命も 延び、気持ちよく使い続けることができます。

湿度の調節機能をもつ畳は夏の高温多湿に合った床材で、日本固有のものです。日本家屋は木造建築で、窓や障子、襖といった建 具は、風の通りを重視して、全て開け放しが出来る構造になっています。それは、夏の暑さをどうしのぐかという事を基本にして 作られているからです。ですから、木造の家と畳は、とても相性が良く、理にかなった組み合わせなのです。 そして、日本家屋の主な材料は木材、紙、土などの自然素材。その土地にあるものを利用して作られてきました。もちろん、畳も そうです。そして、こうした家や建具類は、古くなったり壊れたからといって、簡単に捨てられはしません。そのまま再利用出来 るものはもちろん、修理出来るものは修理し、壊れたものでもばらして素材として再度使いました。こうして修理・保全を繰り返 して何十年、何百年と家に住んできたのです。

それぞれの季節を快適に過ごすため、知恵も絞りました。夏は窓や襖を開け放すだけでなく、すだれを使ったり打ち水をしたりし て涼をとりました。冬はいろりや火鉢を使って暖をとりました。これも、今のように高気密ではなく、通気性のある自然素材の家 だからこそ、一酸化炭素中毒などになることもありません。昔の人々の知恵に感心するばかりです。高性能・高機能をうたう最新 の住宅で、自宅の家の中の環境しか考えず、季節感も感じられない生活をしていながら、「エコだ、エコだ」と騒ぐのは、どこか チグハグな印象を受けます。現代人が学ぶべきは、ずっとこの日本に住み続けてきた私たちのご先祖さまの智恵ではないでしょう か。そんな昔の人の智恵を体現している畳は、なくしてはならない日本の文化だと思います。

最新、古民家を移築して再利用したり、古い長屋にわざわざ住む若者たちなど、昔ながらの日本家屋が改めて見直されはじめてい るのを感じます。少しの間、畳離れしていた日本人ですが、やはり返っていくところは和室、畳なのではないでしょうか。住宅の 西洋化が進んだ事で、改めて日本建築の良さ、畳の良さが再確認されたと言えるのかもしれません。

押入れ・収納

日本の住宅や和室において、押入れとは、寝具・衣類・道具などを収納するための空間をいいます。多くは四方のうち三方が壁で一方をふすまで仕切ってあり、そこから荷物の出し入れをします。多くは部屋の一方の壁全体をその入り口にします。押込み(おしこみ)という呼び名もあります。

中板を設け、上下の二段構造にして普通、布団は上の段に収納します。下の段には使わないで家具を入れたり、衣服をケースに収容した上で格納する。スペースが大きいので、直接にこれにいろいろなものを詰めるのではなく、大きい容器に入れてそれを押し入れに入れるやり方が多いかと思います。

現代では、さまざまな押し入れ収納用の衣服収納器具が販売されています。普段使用しないものを収納する場合、多くは納戸を利用します。納戸が居住スペースとしても使用できなくはない構造を持つのに対して、押入は、完全に物品収納のためのスペースでありながら大きな容量をもっています。そのため寝るだけなら可能ですですが、奥まったところにあることから、湿気がこもりやすく、結露しがちな点があげられます。湿気対策としては、簀の子を敷くなどの方法が広く知られています。
またクローゼットとは、押入れのような衣類をしまう洋風の空間や、たんすのような衣類をはじめとしたさまざまなものをしまうための洋風の収納家具をいいます。

収納のコツ

住まい中で、快適に過ごすための収納のコツについてとりあげてみたいと思います。
収納とは、ただ片づけておくのではなく、モノを使う時にためにすると考えましょう。きちんと収納されていれば、モノを使う時もしまう時も簡単にできます。家の中で探し物がなくなると、片づけることが楽しくなってきますし、心にも時間にも余裕ができてくれば自然と部屋に人を呼びたくなるような、前向きな暮らしのスタイルができあがるのではないでしょうか。
一度、定位置管理の決め事に沿って、家の中の収納を見直してみましょう。すぐに散らかってしまうのであれば、それは自身の生活スタイルに収納方法が合っていない可能性が大きいといえます。
それにはまず、片づけが行いやすくなるように、簡単なルール決めをします。

1. グルーピング:おなじの役割を持つもの同士はひとつにまとめること。
例えば日常生活の中で、使用することの多い鉛筆や消しゴム・はさみなどはひとつのケースにまとめておきます。必要な時に必要なものがスッキリとまとまっていれば、その時になってからあわてて探すといった手間も省けます。

2. 定位置管理:使うことを前提に定位置を決めること。
部屋の中でパソコンを使う場合、パソコンに向かいながら必要なものがすぐに手にとれる位置にあれば便利ですし、部屋の中も整理整頓された状態をキープすることができます。

あまり細かく分類してしまうと、家族がルールに迷ったり困ってしまうので、前提はルールは大まかにして、住まいの中で皆が気持ちよく暮らしていけるスタイルが定着できるとよいですね。

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