畳の歴史について



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畳の歴史について

私たち日本人は生まれた時から「畳」に馴染みを持っています。
そんな畳に馴染みがあるのは日本国民だからという理由だけではなく、畳に古い歴史があるからです。あまりに普段から見慣れていたり実際に利用していることが当たり前となっているため、深く考えたことがないという方も多いでしょう。そこでここでは、日本の畳の歴史について解説します。

■そもそも畳の文化があるのは日本だけ

私たちが畳に馴染みがあるのは、日本人の生活の知恵から作られた日本独特のものだからです。そのため、「畳」というものじたいは、世界のどこを探してもなく、日本だけが作った文化なのです。

畳は湿度が高く、四季がある中で、快適な暮らしを実現させるためのものとして親しまれてきました。それが現代にも伝承され、利用されているのです。

そしてその後、畳はい草を改良し、畳表を織ることでしっかりとした造りの感触の良い、そして香り高い敷物として作られました。


■日本が作った畳の歴史

ここからは、日本の時代を追って、畳の歴史をご紹介します。


・現存する最古の畳は奈良時代の畳

日本で現存している畳で最も古いものは、奈良東大寺の正倉院にある、聖武天皇が使用したとされる「御床畳(ゴショウノタタミ)」です。これは、現在私たちが使用する真薦(マコモ)を編んだ莚(ムシロ)のようなものを重ねて畳とし、表面にい草の菰(コモ)を覆い、畳の周りは緑色の綿の縁を付け、これを2枚並べて寝床としていたそうです。

奈良時代はまだ、畳は畳としての機能ではなく、ござや薄い敷物のような位置付けで利用されていたようですね。


・平安時代の畳は貴族の座具や寝具として利用されていた

日本は平安時代になると、畳が貴族の層で座具や寝具として利用されるようになりました。これは、履物を脱いで畳の上に座るなど、必要だという場所に畳を置いていたようです。

絵巻物には畳を敷物のような、座布団のような役割として一部に敷かれているなど、その様子が描かれています。


・鎌倉時代から畳職人が誕生している

鎌倉時代になると、建造物が書院造となり、家の中が畳ではなく床材を使うようになりました。
そのため、畳を隅々に敷き詰め利用するようになったのです。
この時代から畳職人がすでに誕生していたといわれています。


・室町時代になると正座の確立とともに畳も定着

室町時代になると、現代も続く日本固有の文化ともなる「正座」が一般的に行われるようになり、この座り方が誕生したのも、床に畳を敷き詰める日本独特の文化が確立されたためです。

そして、茶道の発展に伴い、建物が数奇屋風書院造に変わったことで、日本人が畳の上で正座をするという文化が定着し始めました。


・安土桃山時代に入り茶道の発展と同時に畳も浸透

安土桃山時代に入り、江戸時代を迎えるまで、日本において茶道が急速に発展したため、畳を敷く敷き方も定着。この時代からはどの家も畳を利用し始めるようになったようです。


・江戸時代になり畳が庶民にまで普及

江戸時代になると、武家や将軍、大名にとって「御畳奉行」により、畳がとても重要なものという位置づけとなりました。
そして、建物が書院造から近代和風住宅が建築されるなど、一般庶民にまで畳が浸透していき、江戸時代後期になると畳を作る「畳職人」「畳屋」が誕生しました。
この後からどの家庭にも使用されるなど、生活を送る上で主力なものとなっていきました。


・明治時代の畳

明治時代、明治維新後に畳が広く伝わり、畳の裏と表を使うことができるなど、日本人の生活の知恵によって長く畳を使用していくことを伝えられるようになりました。


・昭和時代になり畳は洋室と共存しはじめる

時代は昭和となり、高度経済成長期に突入しました。
そのため、これまで畳の上で正座をするというスタイルから、椅子やソファーを利用し、正座をする機会が少しずつ少なくなってくるようになりました。

また、畳ではなくカーペットを敷くなど、西洋の雰囲気を取り込むような時代がやってきます。
しかし、それでもやはり古く歴史のある「畳」は私たち日本人にとって必要不可欠な存在のため、生活の拠点はやはり畳の部屋で過ごすという毎日を送っていました。


・平成の畳は置き畳が人気に

その後、時代が進むとともに、平成の時代に突入すると、低価格で高品質であると「フローリング」に人気の拍車がかかり始めました。
これは、和室を作る場合は、設計のためにふすまや障子を考慮するなど、単にフローリングを敷くだけではなく、コストがかかる部分が多くなることが原因だと考えられるようになりました。

しかし、低価格のフローリングにもデメリットがあり、防音や断熱の面を考慮すると畳に勝ることができず、あえて、フローリングの上に畳を敷くスタイルの「置き畳」が人気となりました。

そして、近年、平成の半ば頃からは、い草を使用した畳のみならず、化学素材を利用したカラーの畳、また、洗える畳、ヒノキの畳など、たくさんの種類を選択することができるようになりました。

これもすべて時代の流れとともに消費者となる私たちのニーズに応じた家を建築するなど、快適な生活空間を得るためだと考えられます。
このように、畳が切っても切れない存在になっていることが分かりますね。

■畳は日本人の私たちにとって癒しとなる

畳の歴史について解説しました。
畳は他のどこの国を探してもなく、日本が独自に考案した独特の文化であり、誰にも真似できないものです。時代の背景とともに、畳の必要性や快適さが分かりますね。

また、時代とともに畳の部屋を作る建築物が減少していると言えますが、それでも日本人として馴染み深く落ち着きのある空間を設けることで、心豊かに穏やかな生活を送ることができるでしょう。これは日本人に生まれた特権です。

これからも畳文化を大切に、日本の畳の歴史を知って、これからも畳を活用した快適な暮らしを続けていきましょう。




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