畳糸

畳糸
畳糸とはその名の通り畳をつくる際、縫い合わせる時に使用するための糸をいいます。現在では、優れた引っ張り協力や高い耐熱温度をもつ合成繊維を原料としてつくられたものも広く使われていますが、それ以前の時代には青麻でつくられていました。
しかし、頑丈さを求められているという点では、今も昔も変わりないといえます。畳はこの頑丈で丈夫な糸と、極太の畳針という専用のものを用いて、作られているのです。

そこで、畳糸の歴史においての「麻糸」についてお伝えしたいと思います。
例として、かつての長野県鬼無里村のお話しです。こちらの地区では、古い時代から麻の栽培がされていました。麻糸を加工する技術が伝わったのは、江戸時代の中頃といわれています。一年の中で、春から秋にかけて繊維を麻糸にする作業を行います。そして農閑期である冬の仕事として、畳糸に加工する作業をしていました。
このできあがった畳糸は、人のにぎわう善光寺界隈や市場で販売されていました。鬼無里の畳糸はとても高品質だったので、できの良さが評判をよび、遠くは大阪や名古屋まで販売されていたそうです。生産者側としても年間を通じての仕事が確保され、品質の良いものは高値で取引されていたので、家族が生活をしていく上の大切な収入源となっていました。

畳はその昔より、糸ひとつをとっても多くの人の手仕事に支えられていたのです。その中の麻を加工する作業工程というものも、その糸を使用して畳が進化してきたということも大切な文化であると思います。




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