い草の先刈り

い草の先刈り
畳表にとってかかせない材料である、イグサですが、一年を通して多くの手をかけて丹精こめて育てられます。
その中で「先刈り」の工程についてお伝えしたいと思います。

これはお茶作りの中でいう「中刈り」や「台刈り」といった工程と通ずるものがあります。茶樹の場合は、半分くらいの高さまで切ってしまうのですが、こうすることによってお茶の葉の部分が少なくなり、枝も短くなります。そうすると根っこに蓄えられた栄養が葉のすみずみまでいきわたり、イキイキとした茶葉ができるのです。

イグサの先刈りは5月の初旬頃の気候が良くなってきた頃に、穂先を刈り取る作業をさします。多くのイグサ栽培農家では、回転刃を持つ専用の機械を用いてい草の先端を切り落としていきます。刈り取ることで一時的にイグサが伸びようとするのをストップさせて、新芽の発芽を促すと同時に、均一な長さの良質なイグサをつくることが目的です。新芽の数を増やすほど豊作になります。また、長くそだったイグサは穂先にいくほど隅々まで栄養が行き渡らなくなるため、先刈りをしなければ強くて品質のよいイグサができないのです。

先刈りをしないとどうなってしまうのでしょうか。イグサが130〜140センチくらいまで伸びて、成長が止まります。そして通常は最も避けたいのが、成長したい草と古いイグサが混ざってしまうことです。刈り取りの際にはイグサが古いのか新しいのかは分からないのですが、土染・乾燥といった製造工程を進めていくうちに、色ムラが出てしますのです。

品質のよい畳の材料生産の中にはその素材ひとつをとっても、多くの決まった工程があるのです。




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