い草の乾燥

い草の乾燥
畳表に使用するい草は、泥染め工程の後にしっかりと乾燥をさせることで次工程の織り作業に入ります。

天日乾燥は、泥染めしたものを、い草を刈り取ったあとの田に並べて太陽の光によって2日程かけて乾燥させていました。田いっぱいに広げられたい草が、気持ちよさそうに日光を浴びている風景は、昔ながらの長閑な日本の風景だったのではないでしょうか。
機械による乾燥は火力によって行われますが、こちらもじっくり12時間以上かけて行われます。乾燥機(釜)で低温で時間をかけて乾燥させる理由は、温度が高くなり過ぎてしまうとい草が傷んでしまうからです。そして、乾燥機からい草をだして保管する作業を釜出しといいます。乾燥機の釜の余熱が残る湿度の高い状態の染土の埃が舞う中、ただひたすらに作業は行われます。知られざるい草農家のお仕事は、想像よりもかなりハードです。
乾燥工程を経て、い草は生草であった状態とは異なり、細く締まり適度な硬さへと変わります。わたしたちがよく知るい草の素材感は、この乾燥させた状態のものではないでしょうか。この乾燥させたい草は、空気に触れないようにして半年から一年ほど寝かします。こうすることで、い草と染土の反応により新畳の香りと記憶されているさわやかな香りがしてくるのです。

丹精こめて育てられたい草は、さまざまな工程を経てやっと畳表の材料となります。畳は普段の生活の中で直接肌に触れるものだからこそ、わたしたちは、素材を活かし丁寧な作業で仕上げた畳をみなさまに気持ちよく使っていただきたいと思います。




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