「泥染め」が、い草を強くする
「畳=い草」と言っても過言ではありません。い草は、大きく6 つの作業を経て畳表の材料になります。この6つの作業とは、「刈 り取り→泥染め→乾燥→収納と貯蔵→選別と製織→仕上げ」となっています。
二つ目の「泥染め」で驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、皆さんが普段目にする畳表のい草のあの色は、泥によって染められた色なんです。更に、泥染めがい草に与えている影響はそれだけではありません。
現在、国内の畳表生産の大部分は熊本県で行われています。一般的には、11 月頃に作付けを行い、7月頃に刈り取られます。この刈り取りは、早朝や夕方に行われます。それは、日中に刈り取りをすると、真夏の炎天下で、い草が急激な乾燥にさらられて、 本来の色が著しく劣化してしまうからです。そこで、強い日差しを避けることが大切なのです。そのため、「刈り取り」から「泥染め」 「乾燥」の作業は約一ヶ月、連日夜間に行わます。泥染めは、刈り取ったい草を乾燥から守るための古来からの知恵なのです。
この、泥染めの作業には、染土液と言われる液体が使われます。この染土液にい草全体を浸すことで、以下のような効果が得られます。

【輝き(光沢)】
輝きが均一になり、むらのない美しい色合いになります。
また、畳表として使用している最中に、偏った日焼けなどが起きるのを防止することができます。

【表面の保護・強度のアップ】
い草の表面に泥による皮膜が作られる事で、い草の茎そのものを保護して丈夫にしてくれます。
製造過程における型崩れを防ぐ事はもちろん、使用中の傷みを抑制してくれます。

【香り】
あの畳の独特の香りは、い草そのものの香りと、この泥染めの香りがが合わさって生まれます。あの、落ち着く香りは泥染めのおかげなのです。

【湿気を調整】
製造工程でい草の乾燥を防ぐ泥染めですが、この効果・役割は完成後も活かされます。泥が湿気を調整する機能を持っているので、畳の乾燥による劣化を防いでくれます。

い草と泥、不思議な組み合わせですが、そのおかげで、丈夫で良い香りのする、美しい畳が生まれたんです。



















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